いじめ問題やら最近の風潮について思うこと


 いじめや、それが原因の自殺やらが問題になってますけど、これは、子どもたちだけの
問題じゃなくて、社会の縮図が学校で展開されているんだと思うんですよね。

 だって、子どもは何も知らない赤ちゃんで生まれてくるんですから。
 子どもは、大人たちの言動から行動原理とか、価値基準とか、美意識とか、倫理観を学
びとって、行動するわけでしょ?
 子どもは大人のコピーですよ。

 優勝劣敗、弱肉強食、弱いものは市場から去れ、弱者は滅びて構わない、稼ぐが勝ち
能力の無いものは去れ。

 弱いものは、どんな目に会わされても文句は言えない。
 強いものは弱いものを徹底的に叩き潰して構わない。

 市場原理というものはそういうもののようで、小泉首相が構造改革の名の下に推し進め
ていったのは、そういう社会、強者だけが圧倒的に勝ち残り、弱者は滅びさる社会を実現
させるということだったんですね。

 いじめられる側も恐怖ですが、いじめる側も、脅迫的な思いに駆られていじめているよう
な気がするんです。

 自分は、強者であり、いじめる側にいるんだということを、脅迫的に確認せずにはいられ
ないという心理状態なんじゃないかと思います。
 いじめる子どもたちも、不安なんだと思います。
 弱者の側に自分が回ったら、滅ぼされるんですからね。

 脅迫的な心理が働くから、どんどんエスカレートして、歯止が効かなくなるんでしょう。

 いじめる子どもたちの不安を解消してあげない限り、この最近の歯止の効かない執拗な
いじめ問題は解決しないと思います。

 弱いものも、能力の劣ったものも、それなりに『共に生きる』生きられる社会が実現するこ
と。それが、子どもたちの不安の解消につながるんだと思います。

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